肌の赤みは皮膚科に行くべき?放置NGな症状と薬まとめ

肌の赤みは皮膚科に行くべき?放置NGな症状と薬まとめ
  1. 大峰堂の漢方Store
  2. 肌トラブル徹底解説コラム
この記事はこんな人におすすめ
  • 頬や鼻の赤みがなかなか引かず、気になっている
  • スキンケアしているのに、赤みが改善しない
  • 皮膚科に行くかどうか迷っている

あわせて読みたい 赤ら顔と酒さの違いとは?原因・治し方・スキンケア方法も解説

「最近ずっと顔が赤い気がする…」「これって皮膚科に行くべき?」鏡を見るたびに気になる“肌の赤み”。
一時的なニキビや乾燥かと思っていたら、実は毛細血管拡張症や酒さなど、皮膚の疾患が隠れていることもあります。
放っておくと赤みが定着してしまうケースもあるため、早めの対処が肝心です。この記事では、赤みの原因や、皮膚科で処方される代表的な薬の効能を解説します。「どのタイミングで受診すべきか」「どんなケアをすればいいのか」とお悩みの場合には、ぜひ参考にしてみてください。

肌の赤みは「スキンケアのせい?」と思いがちですが、実は体の内側やホルモンバランスも影響しています。丁寧なケアと休息をセットで取り入れつつ、自分にやさしく向き合ってあげてくださいね。

この記事を読むとわかること
  • 肌の赤みが起こる主な原因
  • 毛細血管拡張症や酒さの特徴
  • 炎症タイプの赤みに使われる薬と成分
  • 皮膚科を受診すべきかの判断
  • 肌の赤みがある場合のスキンケア

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肌の赤みの主な原因

炎症タイプ「ニキビや乾燥、湿疹による一時的な赤み」血管タイプ 「毛細血管が開いて赤みが定着」酒さタイプ「鼻や頬の中心に慢性的な赤み」

肌の赤みは「炎症」「毛細血管の拡張」「酒さ」など、いくつかの原因が考えられます。 原因によって対処法も異なるため、正しく理解することが大切です。

①炎症

まず、炎症による赤みは、ニキビやかぶれ、湿疹、アトピー性皮膚炎、乾燥などが原因となり、肌が刺激に反応して赤くなります。
こうした炎症の背景には、皮膚のバリア機能の低下があることが多く、乾燥や摩擦、紫外線、間違ったスキンケアなどがきっかけになります。

②毛細血管拡張

毛細血管の拡張による赤みもよく見られます。
炎症を何度も繰り返すと、毛細血管が拡張してしまい、赤みが定着してしまいます。
寒暖差のある季節だと、一時的に赤くなる方も多いでしょう。

③酒さ

「酒さ(しゅさ)」という慢性的な皮膚疾患も、顔の赤みの原因となります。
酒さは原因不明の疾患で、頬・鼻などの中心部に赤みや火照りが現れ、女性では30代以降に多く見られるのが特徴です。

原因 症状 特徴
炎症 ニキビ、かぶれ、湿疹、アトピー性皮膚炎、乾燥肌などによる赤み 皮膚のバリア機能低下が背景にあることが多い
毛細血管拡張 繰り返す炎症などで毛細血管が拡張し、赤みが残る 寒暖差による一時的な拡張の場合もある
酒さ 顔の中心部に出る慢性的な赤みや火照り。頬・鼻に現れる 30代以降の女性に多く見られる

原因によって赤みの性質や対処法が異なるため、自己判断せずに、肌の状態をしっかり見極めることが大切です。

内側から整える美肌習慣

栄養や代謝、自律神経の乱れは肌の状態に影響を及ぼします。 忙しい日々の中で自分を労わる時間を作ることも、美肌への近道です。
※参考:日本栄養・食料学会誌

肌の赤みに処方される薬とは?

肌の赤みの用法別処方薬 抗炎症薬 炎症を抑える、ステロイド薬 強い炎症に、保湿・修復薬 肌バリアを整える、かゆみ止め薬 ムズムズを抑える、抗生物質 化膿・炎症を抑える、漢方薬 からだの中からバランスを整える

肌の赤みは「炎症」が関係していることが多く、かゆみやヒリヒリをともなう場合もあります。
そんなときは、皮膚科での診察を受け、原因に合った薬を処方してもらうのがベストです。

①赤みやかゆみには抗炎症成分

肌が炎症を起こして赤くなっているときは、「グリチルリチン酸二カリウム」や「イブプロフェンピコノール」など、炎症を抑える成分が入った塗り薬が使われます。
これらは比較的やさしい成分で、市販薬にも使用されています。
場合によっては、医師の判断でステロイド外用薬が処方されることもあります。

②肌の修復を助ける成分

赤みの原因が湿疹やニキビなどの肌荒れの場合は、炎症を抑えるだけでなく、肌の修復をサポートすることも大切です。 そのために使われるのが、「アラントイン」や「ビタミンB2(リボフラビン)」などの成分です。 肌の生まれ変わりを助けて、肌のはたらきの正常化を目指します。

③肌の赤みの症状で薬は変わる

かゆみが強い場合は「かゆみ止め成分」入りの塗り薬、乾燥している場合には「保湿剤」、化膿している場合は「抗生物質」入りの塗り薬が処方されることもあります。
また、赤みの背景に「のぼせ」や「体に熱がこもるタイプ」の体質がある場合は、体の内側から整える漢方薬を併用するケースもあります。

薬の種類 効果
抗炎症薬 肌の赤みやかゆみを抑える
ステロイド薬 強い炎症を抑えるために使うことがある
保湿・修復薬 肌の修復をサポートし、炎症後の肌トラブルを防ぐ
かゆみ止め薬 強いかゆみを抑える
抗生物質 化膿を伴う湿疹やニキビに。細菌の増殖を抑える
漢方薬 体内の熱や炎症を整え、体の根本にアプローチ

美肌は眠っている間に育つ

睡眠中は、肌の修復が進む時間帯です。 寝室の環境を整えたり、スマホは寝る1時間前から使用を控えたりなど、質の良い睡眠をとることを心掛けましょう。

見た目のベタつきに惑わされず、しっかり保湿ケアを行うことが大切です。

まとめ

肌の赤みの原因は、人によってさまざまです。
自己判断せず、皮膚科受診で適切な診断と治療を受けることが最優先です。
スキンケアなどの外側からのアプローチだけではなく、生活リズムを整えたり、ストレス解消を図ったりなど、内側からのアプローチも取り入れながら、無理のないケアを進めていきましょう。

よくある質問

肌の赤みに効果的なスキンケア方法はありますか?
肌の赤みを改善するには、摩擦を避けること・紫外線を防ぐこと・保湿を丁寧に行うことがとても重要です。
メイク落としや洗顔では、ゴシゴシこすらずに、泡で包み込むようにやさしく洗うことがポイントです。
拭き取りタイプのクレンジングは刺激になりやすいため、洗い流すタイプを選びましょう。
また、紫外線は赤みを悪化させる大きな要因の一つです。
外出時には、低刺激タイプの日焼け止めを使用し、肌を守ることが大切です。
肌の赤みに効く市販薬はありますか?
市販薬の中にも「肌の赤み」「炎症」への効果をうたったものはありますが、自己判断で選ぶのはおすすめできません
というのも、「肌の赤み」とひと口にいっても、それが「炎症」なのか「毛細血管の拡張」なのかは人によって原因が異なり、見た目だけでは判断しづらいからです。
特に炎症がある場合は、放っておくと悪化してしまうこともあるため、まずは皮膚科で診断を受けるのが安心です。
ステロイドなどの外用薬も、症状に合ったものを適切な量・期間で使うことが大事です。 間違った使い方は、副作用の原因にもなりかねないため、注意しましょう。

赤み肌の対処のためには、やみくもに薬を使用するのではなく、まずは原因を知ることが大切です。肌のサインを見逃さず、必要に応じて皮膚科で相談してみてくださいね。

肌の赤み、実は内側から?

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