About 大峰堂について

豊富な種類の生薬が配置されている画像

医療用漢方薬の錠剤シェアNo.1
大峰堂薬品工業がつくった
ECサイト専用ブランドです

「大峰堂の漢方」は、漢方薬の老舗メーカー、大峰堂薬品工業のECサイト専用ブランドです。明治33(1900)年の創業以来、120年以上にわたり、みなさまの健やかな毎日に寄り添ってきました。国内や海外の医療現場では、わたしたちの製造した医療用漢方薬が用いられています。また、ドラッグストアで、大峰堂薬品工業のOEM漢方薬を手にした方もいらっしゃることでしょう。

飲みやすくて、安心。
天然生薬の力で健康に

奈良は古来より、薬草の里として知られてきました。この場所で毎日生薬に触れ、漢方薬を製造しているからこそ、実感していることがあります。産地から直接調達している天然生薬の豊かな成分、抽出したエキスを飲みやすくするたしかな技術、医療現場でも実証される漢方の効果。

この漢方の力を、たくさんの人に伝えたい。気軽に暮らしに取り入れて、健やかに整ったからだの心地よさを感じてほしい。
そんな思いから始まった、ECサイト専用ブランド「大峰堂の漢方」。どうぞよろしくお願いいたします。

漢方について

体調の揺らぎを表すような水面の画像

天然生薬の組み合わせで
体調をベストバランスに

わたしたちのからだは、常にゆらいでいます。毎日同じコンディションではなく、一生同じ体調というわけにもいきません。ゆらぎながらもその都度バランスをとるのが、きわめて自然なありかた。

このバランスは、食事、睡眠、運動でとるのが理想です。そうはいっても、わたしたちの毎日は、さまざまなことが起こります。大きくゆらぐ日だってあるでしょう。そんなときに助けになるのが、漢方です。

生薬の拡大画像

漢方は、中国を起源に、日本独自で発達した伝統医学。その治療に使われる漢方薬は、東洋医学だけでなく、西洋医学の分野でも用いられています。
ひとりひとりの体質に合わせた薬を選ぶ。それが、漢方の基本です。

いわば、セミオーダーメイドの世界。

飲みやすい錠剤タイプだから
旅先でも、オフィスでも

漢方薬は、天然の生薬を組み合わせてつくられます。かつては煎じて飲む方法が一般的でした。けれども大峰堂では、現代のライフスタイルに合うよう、気軽に携帯できるタブレット型や、匂いの少ない粉末にして、飲みにくさを解消しました。サプリメント感覚で、漢方を気軽に暮らしに取り入れることができます。

服用時間は、食前、または食間(朝食と昼食の間や、昼食と夕食の間)にどうぞ。続けていくうちに、「あ、変わってきたかも」というときがくるはず。日常に漢方の習慣を加えて、それぞれのベストバランスにたどりついていただけたらと願っています。

大峰堂の一日

生薬を炊く香りが漂って
大峰堂の朝が始まります

大峰堂の一日は、生薬を炊く香りで始まります。煙突からふわふわと湯気がのぼり、建物は漢方の香りに包まれます。
香りは日によって違います。今日はケイヒ(桂皮)が芳るな、今朝はショウキョウ(生姜)を炊いてるな。

フォークリフトの音が聞こえ、トラックが出入りしています。これから漢方を全国に発送するのです。
軽自動車は、奈良県内を回る配置薬の担当車です。奈良県には、お客さまの家に直接お薬を届ける「置き薬」の文化があります。「お元気でしたか」「今年は風邪がはやりそうですよ」などとお尋ねすると、「じゃあ、風邪薬をちょうだい」「うちは胃腸に効く薬を」と返ってきます。最後はいつも、世間話。

研究農場をわたる風と、
葛城山の穏やかな姿

近くの研究農場では、蜜蜂の羽音が聞こえています。麦わら帽子をかぶっているのは社員。土に触れ、一株一株に水を与えています。
ここで栽培されている薬草は、これからの漢方研究につながっていきます。たった一株二株の貴重な薬草を、少しずつ増やしていくのも大切な仕事です。

昼が近づいてきました。研究棟から研究員たちが一人二人と出てきて、伸びをしています。頭上に大きな空が広がり、その向こうには葛城山。わたしたちの体と同じように、葛城山も、一日として同じ姿はありません。青々としている日もあれば、霧に包まれている日もあります。変化するのは自然なこと。

夕暮れ時の工場で。
明日も、漢方とともに

夕方が近づいてくると、空がゆっくりと暮れていき、山の姿は徐々にシルエットになっていきます。
この時間になると、工場の作業も落ち着いてきて、清掃の時間になります。機械の音が少しずつ消えていき、最後は漢方薬を包装する機械の音だけがカタカタと鳴るのみとなります。
あたりはとっぷりと暮れて、周囲の稲田から、蛙の声が聞こえてきます。明日も良い一日になりますように。

大峰堂の歴史

緑豊かで涼しさを感じる森の画像

創業1900年。
100年余にわたり、漢方の力で
健康と幸せを守っています

大峰堂の創業は明治33(1900)年。大峰山の龍泉寺から「行者丸」の製造・販売許可を傳授されたのがはじまりでした。
戦後、株式会社大峯堂が設立されると、六神丸や陀羅尼助をはじめとしたさまざまな漢方薬を発売。大峰堂は、漢方メーカーとして発展します。
2019年には、医薬品のリーディング国であるドイツに、医療用漢方薬を輸出。医療用漢方薬の海外輸出と常置が認められたのは世界初のことで、業界の話題となりました。
これまで医薬品や新エキス原料のOEMを中心に漢方薬の製造を担ってきた大峰堂が、2023年、満を辞してスタートさせたのが、プライベートブランド「大峰堂の漢方」です。暮らしに寄り添う漢方でみなさまの健康な暮らしを支えていきます。

生産体制・開発
・製造について

原料を漢方薬にするための製造工程の画像

高品質にこだわって
産地から原料を直接調達

医薬品は、わたしたちの命や健康に直接関係します。大峰堂では、高品質かつ安全安心な漢方薬をお届けするため、医薬品GMP(医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)、品質保証部門の設置、GQP(医薬品の品質管理の基準)に基づいた手順書の作成などを遵守しています。

生薬を育てている画像

どんな秘境にも社員自らが足を運ぶのが、大峰堂の原料調達法。集められた生薬を、品質試験をするのはもちろんのこと、直接目で確かめ、手で触れ、ときに味わい、香りを嗅ぎ、五感を尽くして生薬を厳選してきました。

一貫製造の強みを活かして
誠実に生産しています

超臨界二酸化炭素(CO₂)抽出を用いた新しいエキス原料を開発する技術や、錠剤・顆粒剤技術を磨いて、漢方製薬の質を向上。
同時に、生薬調達から包装に至るまでの各工程を自社で一貫しておこなっているため、高品質の医薬品を安定供給することができます。
また、安全性や有効性はもちろんのこと、飲みやすさや使いやすさといったユーザビリティも追究しています。