デリケートゾーンのつらい痒み。よくあるトラブルやケア方法を紹介

青空の下で女性が笑顔で麦わら帽子を持っている

デリケートゾーンのつらい痒みなどのトラブルは「人に話すのは恥ずかしい……」と、内に秘めてしまいがちなもの。

しかし、皮膚が薄いデリケートゾーンはトラブルが起こりやすく、放っておくと病気につながってしまうこともあります。

 

そこで今回は、デリケートゾーンの具体的な場所やよくあるトラブル、正しいケア方法などをわかりやすく紹介します。

デリケートゾーンのつらいかゆみ・かぶれ・乾燥などのトラブルで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

デリケートゾーンってどこのこと?

黒いスパッツを履いた女性がデリケートゾーンを押さえている

デリケートゾーンとは、一言でいうと「女性器とその周り」のこと。

具体的には、恥丘(陰裂上部の緩やかな盛り上がり)から肛門くらいまでのことを指します。

 

デリケートゾーンは普段人の目に触れないため、丁寧に洗ったり保湿したりなどのケアを怠ってしまう方も多いでしょう。

しかし、デリケートゾーンはナプキンやおりものなどで蒸れやすく、女性の約2人に1人がかゆみやかぶれなどのトラブルを抱えていると言われています。

 

トラブルを放置しておくと病気に発展してしまう恐れもあるため、かゆみやかぶれが慢性化する前に正しいケアで予防することが大切です。

 

デリケートゾーンのつらい痒みなど。よくある3つのトラブル

ピンクのハートを背景に絆創膏がおいてある

デリケートゾーンは名前のとおり繊細なため、刺激を与え続けると次のようなつらいトラブルが起きやすくなります。

 

  • かゆみ・かぶれ
  • ニオイ
  • 黒ずみ

 

それぞれの原因や対処法を、以下で詳しく見ていきましょう。

かゆみ・かぶれ

デリケートゾーンのかゆみやかぶれは、次のことが原因で起こりやすくなります。

 

  • 汗による刺激
  • ナプキンによる蒸れ
  • 細菌や雑菌の繁殖

 

かゆみやかぶれが気になるときは、デリケートゾーンを蒸れさせないことが大切です。

たとえば、通気性の良い下着をつけたり、ナプキンをこまめに取り換えたり。

細菌や雑菌を繁殖させないように、毎日適切な方法でやさしく洗うことも大切です。

ニオイ

デリケートゾーンは、正しく洗えていないとニオイが気になることがあります。

ニオイを改善するポイントは「たっぷりの泡でやさしく洗う」こと。

指の腹を使ってやさしく撫でるように洗い、ぬるま湯でしっかり泡を流しましょう。

 

洗う際のポイントは、洗浄力の強い石鹸でゴシゴシ洗ったり、膣内を何度も洗ったりしないこと。

雑菌が入ると別のトラブルを引き起こすこともあるため、洗いすぎは控えるようにしてください。

黒ずみ

デリケートゾーンの黒ずみは、次のことが原因で起こりやすくなります。

 

  • 下着やボトムスの摩擦
  • お風呂でのゴシゴシ洗い
  • トイレで強くこする

 

下着やボトムスの摩擦・締め付けによる黒ずみは、自分の身体にフィットする衣類を身につけることで改善できます。

お風呂でのゴシゴシ洗いやトイレットペーパーで強くこするのも黒ずみの原因となるため「デリケートゾーンは丁寧に扱う」ことを心がけましょう。

 

デリケートゾーンのつらい痒みにおすすめの5つのケア方法

女性の美しい脚の画像

デリケートゾーンのトラブルは、日々の正しいケアで予防できます。

今回紹介するのは、次の5つのケア方法です。

 

  • 専用のソープでやさしく洗う
  • ビデで膣を洗いすぎない
  • ナプキンをこまめに取り換える
  • 下着はコットンを選ぶ
  • 漢方の服用

 

どれも簡単に取り入れられるので、デリケートゾーンのトラブルに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ケア方法1:専用のソープでやさしく洗う

デリケートゾーンに悩みを抱えている方は、身体用ではなく「デリケートゾーン専用ソープ」を使ってみましょう。

弱酸性の専用ソープはデリケートゾーンへの刺激が少なく、かゆみやかぶれなどのトラブル改善が期待できます。

デリケートゾーンを洗う際はゴシゴシ洗いではなく、指の腹でやさしくマッサージをするように洗ってみてください。

ケア方法2:ビデで膣を洗いすぎない

生理のときにトイレの「ビデ機能」を使う方も多いですが、膣内まで勢いよく洗うのは控えましょう。

膣を洗いすぎると、もともとある自浄作用やバリア機能が失われて、逆に雑菌が侵入してしまうことがあります。

ビデは膣内ではなく、その周辺を清潔にする目的で使いましょう。

ケア方法3:ナプキンをこまめに取り換える

デリケートゾーンのかゆみ・かぶれ・ニオイの原因には「ナプキンの蒸れによる雑菌繁殖」が挙げられます。

ナプキンは水分を吸収する作用に長けているため、生理のときはこまめに取り換えて積極的に蒸れを逃がすことが大切です。

目安としては「トイレに行くたびにナプキンを取り替える」ことを意識して、デリケートゾーンは常に清潔に保ちましょう。

ケア方法4:下着はコットンを選ぶ

デリケートゾーンにトラブルがあるときは、下着はコットン素材のものを身につけましょう。

ポリエステルのような化学繊維はコットンに比べて刺激が強く、摩擦が起きると黒ずみの原因になってしまうことがあります。

とくに夏場や重ね着をするときはデリケートゾーンが蒸れやすいため、通気性の良いコットン素材を選ぶのがおすすめです。

ケア方法5:漢方の服用

デリケートゾーンにできてしまった大人ニキビや膿やすい湿疹などには「十味敗毒湯」がおすすめです。
デリケートゾーンが乾燥して痒みがでている人には「当帰飲子」がおすすめです。

 

デリケートゾーンのつらいかゆみは乾燥が原因、漢方薬で全身に潤い補給

女性が腕に保湿剤を塗っている

デリケートゾーンのつらいかゆみの原因は「プレ更年期・更年期による乾燥」も挙げられます。

プレ更年期〜更年期で女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、自律神経が乱れて全身が乾燥しやすい状態に……。

刺激に弱いデリケートゾーンまで乾燥すると、自浄作用やバリア機能が弱まりかゆみやかぶれが慢性化しやすい状態になってしまいます。

 

そこでおすすめなのが、漢方薬を取り入れた“内側”からの潤いケア。

大峰堂Hadaral当帰飲子は、100%自然由来の生薬の力で、プレ更年期〜更年期の全身の乾きをやさしく改善します。

 

体内の「水」と「血」を補うHadaral当帰飲子は、デリケートゾーンの乾燥以外に貧血や冷え性の改善にもおすすめです。

ぜひデリケートゾーンのケアとあわせて、全身の潤い補給にお役立てください。

 

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