蕁麻疹の2つのタイプとは?特発性・刺激誘発型の特徴や違いを紹介

腕に蕁麻疹ができてしまい、気になっている女性

蕁麻疹で病院に行っても「原因がわからない」と言われたことはありませんか?

なかには「いつ起きるか」「いつ消えるか」という不安がストレスになり、蕁麻疹が再発した方もいるでしょう。


今回は蕁麻疹の理解が少しでも深まるように「特発性」と「刺激誘発型」2つのタイプについて紹介します。

おすすめの体質改善方法もお伝えするので、繰り返す蕁麻疹に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

蕁麻疹とは

腕に蕁麻疹ができて痒くて掻いてしまう女性

蕁麻疹(じんましん)とは、皮膚の一部が突然赤く腫れ上がる病気のことです。

主な特徴は次のとおり。


  • 痒みを伴うことが多い
  • 24時間以内に消失することが多い

蕁麻疹は誰もがなる可能性がある身近な病気ですが、病院へ行っても原因がわからないまま終わることがよくあります。

掻き壊しで悪化するため、再発したら早めに対応することが大切です。

 

蕁麻疹の代表的な症状

蕁麻疹の症状は、大きく次の3つに分類できます。


症状

原因

蚊に刺されたように腫れる

ほとんど不明

線状に腫れる

こすれ

小さい点がポツポツ腫れる


もっとも多いのが、蚊に刺されたように赤く腫れ上がる症状です。

掻きむしると蕁麻疹が全身に広がり、より痒みが増していきます。

場合によってはチクチクしたり、焼けるような灼熱感を伴ったりすることもあるでしょう。

 

蕁麻疹が現れやすい部位

蕁麻疹がもっとも現れやすい部位は、皮膚がやわらかい次の6か所です。


  • 太もも
  • お腹
  • お尻
  • 膝の裏

その他にも、顔や手の甲などにも発疹が起こることがあります。

掻くと一時的に痒みは治りますが、症状の範囲が広がって逆に悪循環に陥るケースも……。

発症しても患部への刺激は避け、病院で処方された薬や軟膏で対応しましょう。

 

蕁麻疹の2つのタイプ

黒いタンクトップを着て、腕を触っている女性

蕁麻疹は大きく次の2つのタイプに分けられます。


  • 特発性
  • 刺激誘発型

それぞれの特徴や違いをみていきましょう。

①:特発性

特発性は「原因がわからない」タイプの蕁麻疹です。

病院に行ってもはっきりした原因がわかることは少ないですが、おそらく次のようなことが複雑に絡み合っていると考えられています。


  • 疲労
  • ストレス
  • 食べ物
  • 感染

特発性は原因がわからないぶん一人で対応しきれず、不安になりやすいタイプの蕁麻疹です。

しかし、蕁麻疹を発症する人の約7割が「特発性」と言われています。

決して珍しい病気ではないため、深刻に思いつめすぎず、症状が出た場合は早めに医療機関に相談しましょう。

②:刺激誘発型

刺激誘発型は「原因がはっきりわかる」タイプの蕁麻疹です。

よくある原因は次の8つ。


  • アレルギー
  • 圧迫
  • 温熱
  • 寒さ
  • 振動
  • こすれ

刺激誘発型は原因がわかっても、全ての刺激を避けるのが難しいタイプです。

たとえば、夏に汗をまったくかかないのは難しいですし、服のこすれや圧迫が完全になくなることはありません。


熱心に原因を取り除こうとすると、できないときにストレスになり、症状が悪化することがあります。

蕁麻疹は詳しい原因により対処法が異なるため、繰り返す場合は早めに医療機関に相談しましょう。

 

蕁麻疹の受診・検査Q&A

軟膏つぼに青い軟膏が入っている

「医療機関に相談といっても、何科に行って何をするの?」という方もいますよね。

ここからはQ&A方式でわかりやすく、蕁麻疹の受診科目や検査について紹介します。

 

Q1.蕁麻疹は何科に行けばいい?

蕁麻疹は、基本的には皮膚科を受診しましょう。

皮膚科を受診しても症状が繰り返す場合は、内科でさらに詳しい検査を受ける必要がある場合もあります。

Q2.蕁麻疹の検査は何をするの?

アレルギーが原因の場合は、血液検査や皮膚を用いた検査をおこないます。

どちらも大がかりな検査ではないため、あまり不安に思わなくても大丈夫です。

Q3.それ以外にはどんな検査があるの?

大きく2種類の検査があります。

1つ目は、蕁麻疹の原因として考えられる刺激(寒さや温熱など)を与えて、実際に症状が起きるかを確かめる検査。

2つ目は、患者がこれまでにかかった病気や症状を問診して、疑わしい病気の検査を進めていく方法です。

 

蕁麻疹におすすめの体質改善方法

スマホをみながらくつろぐ女性

「繰り返す蕁麻疹に悩んでいるけど、病院へ行っている暇がない……」という方もいますよね。

そのような方は、漢方薬で内側から体質を改善していくのがおすすめです。


たとえば100%自然由来の「十味敗毒湯」は、蕁麻疹で腫れ上がった部位の水分を適切に整えます。

炎症を鎮静化し、しつこく繰り返す痒みを内側から改善に導けるでしょう。


また「Hadaral 十味敗毒湯」には、皮脂の過剰分泌を抑える作用もあります。

肌バリア機能が向上するため、掻き壊した肌の修復にもおすすめです。

まとめ

蕁麻疹は原因がわからないことが多いため、病院へ行く以外の治し方が思いつかない方もいます。

忙しくて病院に行く時間をつくれない方は、まずは漢方薬を取り入れた体質改善で、再発の悪循環を解消しましょう。

 

たとえば「Hadaral」の漢方薬は100%自然由来で身体にやさしいため、刺激に弱い方も安心してお選びいただけます。

掻き壊しでダメージを受けた肌を修復して、繰り返す蕁麻疹からいち早く自由になりましょう。

 

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