にきび跡の赤みを治す4つの方法!繰り返さないための予防法も紹介

にきび跡の赤みを治す4つの方法!繰り返さないための予防法も紹介
にきび跡の赤みを治す4つの方法!繰り返さないための予防法も紹介
この記事はこんな人におすすめ!
  • にきび跡の赤みを消したい
  • にきび跡を繰り返さない予防法が知りたい
  • レーザー以外でにきび跡の赤みを治す方法が知りたい

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にきび跡の赤みが治らず、メイクやファッションを心から楽しめなくなっていませんか?今回は、にきび跡の赤みを消す方法から、繰り返しを予防する6つの方法まで徹底解説します。

にきび跡の赤みの原因

にきび跡の赤みの原因は「炎症で薄くなった皮膚から毛細血管が見えている」「メラニン色素が赤色に定着している」などが挙げられます。

なかでも、次のような生活習慣に心当たりがある場合は、にきび跡の赤みが治りにくくなることがあります。

  • 栄養不足
  • 寝不足
  • ストレス
  • 免疫力の低下
  • 過度なダイエット
  • ホルモンバランスの乱れ

にきび跡の赤みを治したいときは、上記のような生活習慣を見直して“肌のターンオーバー”を正常化することが大切です。

肌のターンオーバーとは?

肌のターンオーバーとは、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる周期のこと。「肌代謝」とも呼ばれ、肌のターンオーバーが正常だと「にきび跡」や「シミ」などの肌トラブルが起こりにくくなります。

肌のターンオーバーは、約28日~周期が一般的と言われています。肌のターンオーバーの整え方は「にきび跡の赤みを繰り返さない!6つの予防法」を参考にしてくださいね!

にきび跡の赤みには“十味敗毒湯”

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十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は、にきび、赤ら顔、蕁麻疹などを身体の内側から改善する漢方薬。サイコやキキョウなど10種類の生薬が、患部にたまった水や熱を散らし、肌をすこやかに保ちます。

十味敗毒湯について
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にきび跡の赤みの治し方

・外用薬・内服薬・レーザー・針

にきび跡の赤みは、主に次の4つの方法で改善できます。

  • 外用薬(クリーム)で治す
  • 内服薬(飲み薬)や漢方薬で治す
  • レーザーやIPLで治療する
  • マイクロニードルで治療する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

外用薬(クリーム)で治す

にきび跡の赤みは、外用薬(クリーム)で治すのがオーソドックスな方法です。

次のような成分が含まれる外用薬を塗ると、メラニン生成の抑制、肌のバリア機能の向上、肌のターンオーバーの正常化などが期待できます。

成分 作用
ビタミンC誘導体 色素沈着の改善、ターンオーバーの正常化
ヘパリン類似物質 抗炎症作用、血行促進、保湿作用
トレチノイン メラニンの排出
ハイドロキノン メラニンの抑制
過酸化ベンゾイル 抗菌作用
ステロイド 抗炎症作用

にきび跡の赤みが軽度の場合は、まず外用薬(クリーム)で治療を始めてみましょう。

内服薬(飲み薬)や漢方薬で治す

外用薬で治らないときは、内服薬(飲み薬)漢方薬を取り入れるのがおすすめです。にきび跡の赤みに効果が期待できる内服薬の成分・漢方薬は次のとおりです。

内服薬 トランサミン(トラネキサム酸)、ハイチオール(L-システイン)、シナール(ビタミンC)、ユベラ(ビタミンE)など
漢方薬 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、黄連解毒湯(おうれんかいどくとう)など

内服薬には市販のものもありますが、症状に適した薬を取り入れるためには皮膚科で医師に処方してもらうのが安心です。ホルモンバランスの乱れがあるときは、内側からの体質改善に向いている漢方薬が処方されることもあります。

レーザーやIPLで治療する

レーザーやIPL(光治療)は毛細血管を除去・収縮し、にきび跡の赤みを軽減します。

たとえば「Vビーム」は、血液中のヘモグロビンに反応するレーザーを照射する治療です。毛細血管を閉塞させて赤みを抑えるため、にきび跡の赤み改善に効果が期待できます。

また、光治療の「IPL(インテンシブパルスライト)」は、毛細血管を収縮して、にきび跡の赤みを軽減します。レーザーと比べてダウンタイムは少ないものの、施術後の敏感な肌には保湿や日焼け対策などのケアが必要です。

レーザーやIPLは“継続治療”が必要

レーザーやIPLにおける赤み治療は、通常3〜8回ほどの照射(3か月〜6か月の通院)で効果を発揮します。にきび跡の赤みを1回で消せるものではないので「今すぐ赤みを治したいからレーザー治療しよう」と考えている方は注意してください。

マイクロニードルで治療する

マイクロニードル(無数に並んだシート状の針)を肌に刺し、あえて肌に刺激を与えることで肌の再生を促す治療法もあります。マイクロニードルの代表的な種類は次の2つです。

種類 対応する肌トラブル
ダーマペン にきび跡の凹み、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開き
ポテンツァ にきび跡の赤み、赤ら顔、毛穴の開き

にきび跡の赤み改善には、針穴から直接薬剤や美容有効成分を導入できる「ポテンツァ」が適しています。赤ら顔の改善だけでなく、にきび自体の治療や毛穴の引き締めにも効果的です。

治し方の種類を問わず、にきび跡の赤み治療は「2〜3か月かかる人」もいれば「1年以上かかる人」もいます。すぐに治したい場合も焦らず、自分にあった治療法を見つけていきましょう。

にきび跡の赤みを繰り返さない!6つの予防法

にきび跡予防のポイント・スキンケア・角質ケア・紫外線対策・食事や睡眠 …など

にきび跡の赤みを繰り返さないためには「早い段階で肌の炎症を抑える」「肌のターンオーバーを正常に保つ」ことが大切です。ここでは、肌のターンオーバーを正常に整える6つの方法をご紹介します。

保湿重視のスキンケアをする

にきび跡の赤みが気になるときは、保湿重視のスキンケアで肌にたっぷり潤いを与えましょう。保湿力抜群&肌のバリア機能を高める「セラミド」や、肌内部を保護する「ヒアルロン酸」入りの化粧水や乳液がおすすめです。

必ず「油分」で蓋をする

化粧水でたっぷり潤い補給をしたら、必ず乳液やクリームなどの油分で蓋をしましょう。肌に潤いを閉じ込めると、肌を外部の刺激から守る“バリア機能”が高まり、にきびや赤みの発生を予防できます。

1日に何回も洗顔しない=皮脂を落とし過ぎないのもスキンケアのポイント!皮脂を落としすぎると、せっかく閉じ込めた水分が肌から逃げてしまいます。顔のベタベタが気になるときは、その部分だけ薄く乳液やクリームを塗るようにしてみてください。

定期的に角質ケアをする

脂性肌で肌のベタベタが気になる場合は、次のようなアイテムを使って角質を取り除くのがおすすめです。

  • スクラブ
  • ピーリング
  • 角質美容水

スクラブやピーリングは基本的に刺激が強いため、なるべく刺激の少ないアイテムを選ぶことが大切です。「乾燥肌(敏感肌)だから、スクラブやピーリングは使えない……」という場合は、塗るだけでやさしく角質ケアができる角質美容水が向いています。

季節を問わず紫外線対策をする

紫外線対策を徹底することで、肌への刺激を抑え、にきび跡の赤み予防につながります。日焼け止め、日傘、帽子などを使って、肌内部への刺激を防止しましょう。

SPFは20前後でOK◎

日焼け止めは「紫外線吸収剤」の量が増えるほど、肌への刺激が大きくなります。SPF50は肌への負担が大きいため、にきび跡の赤みが気になるときは、SPF20前後の低刺激な日焼け止めがおすすめです。

日焼け止めは「SPFの強さ」より「塗る頻度」に注目!負担の大きいSPF50の日焼け止めを1回塗るより、負担の少ないSPF20の日焼け止めを2時間置きに塗り直すほうが低刺激&効果的です。

肌へ刺激や摩擦を与えない

にきび跡の赤みが気になるときは、とにかく触らないことが大切です。とくに次の5つはにきびを繰り返す方が陥りがちなので、注意するように心がけてみてください。

  • ゴシゴシ洗顔をしない
  • 「気になるから」と手で触らない
  • マスクは肌にやさしい素材を選ぶ
  • ナチュラルメイクで肌への負担を減らす
  • 刺激の少ないSPF20前後の日焼け止めを塗る

これらを意識して肌への刺激を減らすことで、にきび跡の赤みや、シミやクレーターに悪化するのを予防できます。

バランスの良い食事を摂る

バランスの良い食事を摂ると、肌のターンオーバーが正常化しやすくなり、にきび跡の赤み防止につながります。次のようなビタミン豊富な食材や、タンパク質、ミネラルなどをバランスよく摂りましょう。

種類 食材
ビタミンB(コラーゲン生成) 納豆、レバー、卵、アーモンド、うなぎ、カレイ……など
ビタミンE(血行促進) 卵、大豆、アボカド、オリーブオイル……など
ビタミンC(色素沈着防止) レモン、いちご、赤ピーマン……など

揚げ物やお菓子はNG

揚げ物やスナック菓子には「脂質(油分)」がたっぷりと含まれています。皮脂の分泌が増えると毛穴が詰まってにきびができやすくなるため、肌トラブルを改善したいときはなるべく揚げ物やお菓子を控えることが大切です。

パンやご飯などの炭水化物も皮脂の栄養となるため、にきびが気になるときは過剰摂取しないように気をつけましょう!

十分な睡眠をとる

しっかり眠って成長ホルモンが分泌されると、肌のターンオーバーが正常化しやすくなります。にきび跡の赤み(ダメージ)の修復もスムーズになるので、なるべく7〜8時間寝るように心がけてみてください。

寝る2時間くらい前にお風呂に入ると、布団に入るころにちょうど体温が下がり、寝つきがよくなります。約40℃のお風呂にゆっくりつかって副交感神経(リラックス神経)を優位にさせると、よりぐっすり眠れるようになりますよ。

まとめ

にきび跡の赤みは、肌のターンオーバーを繰り返す内に自然と治ってくケースが多いです。塗り薬や飲み薬で治らない場合も焦らず、生活習慣を見直して肌のターンオーバーを正常に近づけたり、漢方薬で内側から体質改善したりなどで対策しましょう。

よくある質問

にきび跡の赤みを1日で消す方法はある?
にきび跡の赤みを1日で治すのは難しいです。レーザーやIPLなどの美容医療も、基本的には3〜8回ほどの照射が必要になります。
にきび跡の赤みにはビタミンCが効くって本当?
ビタミンCにはメラニン生成の抑制、ターンオーバーの促進、コラーゲン生成の促進、過剰な皮脂分泌の抑制などの作用があり、にきび跡の赤みを改善する効果が期待できます。ビタミンC配合の化粧水・乳液や、ビタミンCが豊富なキウイ、いちご、赤ピーマンなどの食品を積極的に取り入れましょう。
市販薬でにきび跡の赤みが治らないときはどうしたらいい?
市販薬でにきび跡の赤みが治らないときは、皮膚科を受診して治療を受けましょう。皮膚トラブル専門の医師があなたに適した薬を処方をしてくれるので、繰り返す・長引くにきび跡の赤みを改善へと導けます。

にきびの根本改善には漢方薬

漢方薬の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は、にきび跡の赤みに身体の内側からアプローチ。身体にやさしい生薬でできているため、塗り薬や美容医療で効果が感じられない場合にも併用できます。

ニキビ・蕁麻疹など肌トラブルに十味敗毒湯
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