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肌荒れを治す方法9選!肌タイプ別のケア方法やニキビ以外の症状も紹介

肌荒れを治す方法9選!肌タイプ別のケア方法やニキビ以外の症状も紹介
肌荒れを治す方法9選!肌タイプ別のケア方法やニキビ以外の症状も紹介
この記事はこんな人におすすめ
  • 肌の乾燥やカサつきが治らなくて悩んでいる
  • 肌荒れとニキビの違いが知りたい
  • 肌荒れにどんな症状があるのか知りたい
  • 肌タイプ別の肌荒れ対策が知りたい

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開発担当:くすは
(薬剤師:15年)

「肌荒れってニキビのことでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実は原因はそれだけではありません。実は肌荒れの原因には、ニキビだけでなく様々な要因があるんです!今回はニキビ以外の肌荒れの症状や、基本の対策・肌タイプ別の改善方法まで詳しくご紹介します。自分の肌にぴったり合うスキンケア方法を見つけてくださいね!

肌荒れとは

肌荒れ=バリア機能の低下?

肌荒れとは、肌の表面にカサカサ、ブツブツ、赤みなどのトラブルが見られる状態で、顔や頬にも影響を与えます。
肌質、年齢、季節を問わず、肌荒れはさまざまな症状であらわれます。

皮膚の表面にある角質層のバリア機能が低下すると、水分が体外へ逃げ、乾燥が肌荒れの大きな原因となります。

角質層はわずか0.02mmという薄さですが、バリア機能で肌を外部刺激から守り、肌内部にうるおいを閉じ込める重要な役割を果たし、肌荒れを防ぐのに役立ちます。

肌荒れとニキビの違い

ニキビは「肌荒れの症状の1つ」です。
肌荒れにはニキビのほかにも、赤み、カサつき、毛穴の開きなどさまざまな症状があります。

肌荒れと健やかな肌の違い

健やかな肌とは、一般的に「角質層にうるおいがあり、なめらかに整っている状態」のことです。
一方、肌荒れは「角質層のうるおいが不足して、カサカサ・ゴワゴワしている状態」を指します。

肌荒れに効果的な漢方薬『当帰飲子』

肌の乾燥、カサつき、皮むけなどの肌荒れには、漢方薬で内側からうるおいケアをするのもおすすめ。『当帰飲子』は不足しがちな血と水を補い、肌に栄養とうるおいを与えます。補血作用で青クマやくすみ対策にも◎

肌荒れの主な症状

・赤み、・ニキビ、・カサつき、・毛穴の開き…etc

肌荒れの主な症状は、赤み、ニキビ、カサつき、毛穴の開きなどです。
もし自覚がなくても、次の項目(症状)に当てはまるものが多いほど早めのケアが必要かもしれません。

  • 赤み
  • ニキビ
  • かゆみ
  • くすみ
  • カサつき
  • ゴワつき
  • 毛穴の開き
  • 皮がむける

次の「肌荒れが起こりやすい顔の場所」を参考にしながら、肌荒れの原因が起きていないかチェックしてみましょう。

肌荒れが起こりやすい場所

【髪の生え際】 シャンプーや洗顔料の粗い残しなど 【おでこ】ホルモンバランスの乱れ、前髪の刺激など、【口周り・顎】胃腸の疲れ、ホルモンバランスの乱れ、便秘など、【ほお】胃腸や肝臓の疲れ、乾燥、便秘など

肌荒れが起こりやすい場所は「口周り・あご」「頬」「おでこ」「髪の生え際」の4か所です。
4つの場所が肌荒れする主な原因は次のとおり。

肌荒れしやすい場所 主な原因
口周り・あご ホルモンバランスの乱れ、胃腸の疲れ、便秘 など
乾燥、便秘、胃腸・肝臓の疲れ など
髪の生え際・おでこ ホルモンバランスの乱れ、前髪の刺激、洗顔料・シャンプーの洗い残し など

肌荒れがピリピリとしたかゆみをともなう場合は、放っておくと皮膚炎になってしまうことがあります。
トラブルが慢性化する前に、早めにケアを始めることが大切です。

【基本編】肌荒れの治し方9選

  1. やさしく洗顔する
  2. しっかり洗い流す
  3. スキンケアを見直す
  4. 化粧品を見直す
  5. こまめに保湿する
  6. 食事を見直す
  7. サプリや漢方薬を取り入れる
  8. 適度に運動する
  9. 日付が変わる前に寝る

これらの基本の治し方を日常に取り入れて、繰り返す肌荒れの改善・予防をしましょう。

1.やさしく洗顔する

肌荒れはバリア機能が弱まっている状態のため、なるべく肌に刺激を与えないことが大切です。
洗顔料はしっかり泡立てて、肌との摩擦がないようにやさしく洗いましょう。泡立てるのが面倒なときは、ポンプ式の泡タイプ洗顔料を選ぶのもおすすめです。

洗顔はぬるま湯で

洗顔はお湯ではなく“ぬるま湯”でおこなうのがポイント。「冷たい」と感じないくらいの温度で洗うと、肌への刺激を抑えられます。

2.しっかり洗い流す

洗顔のあとは、肌に泡が残らないようにしっかり洗い流しましょう。
とくに髪の生え際に肌荒れが起きやすい方は、洗顔料やシャンプーが生え際に残ってしまっている可能性があります。しっかり洗い流したら、清潔なタオルやペーパーでポンポン押さえるようにやさしく拭いてください。

3.スキンケアを見直す

肌に合わないスキンケアをすると、刺激で肌荒れしてしまうことがあります。
年齢や季節などによっても肌質は変わるため、肌荒れが起きたら改めて自分の肌タイプを知り、適切なアイテムを取り入れていくことが大切です。

肌タイプの早見表・おすすめの治し方は「【肌タイプ別】肌荒れの治し方」を参考にしてみてください。

4.化粧品を見直す

スキンケアと同様に、化粧品も自分の肌タイプに合うものを選ぶことが大切です。
乾燥肌はしっとりした「保湿系」、脂性肌はテカり予防に「皮脂崩れ防止系」の化粧品を選ぶとよいでしょう。
メイク道具の汚れが原因で肌荒れを起こす場合もあるため、ブラシやスポンジは定期的に洗うことをおすすめします。

5.こまめに保湿する

こまめに保湿をすることで、肌が乾燥する→余分な皮脂が分泌する→毛穴が詰まる→肌荒れが起こる悪循環を予防できます。
乾燥しやすい秋・冬は部屋に加湿器をおいて、湿度を50%〜60%にキープするとうるおいを保ちやすいでしょう。

6.食事を見直す

肌荒れには、次のような肌によい栄養・食品を積極的に摂るのがおすすめです。

栄養 食品 働き
ビタミンA レバー、卵、うなぎ、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ 皮膚の粘膜を正常に保つ、肌の乾燥・色素沈着を防ぐ
ビタミンB2 レバー、うなぎ、卵、アーモンド、納豆 皮膚の粘膜を正常に保つ、皮脂のバランスを調整する
ビタミンB6 レバー、豚肉、まぐろ、卵、セロリ ターンオーバーの周期を改善する
ビタミンC 豚肉、キャベツ、ブロッコリー、いちご、キウイ、オレンジ コラーゲンの生成を促す、メラニン色素の生成を抑制する
ビタミンE アーモンド、アボカド、たらこ、いくら 血行を促進する、肌の老化を防ぐ
鉄分 レバー、昆布、ひじき、あさり、小松菜 血行を促進する、くすみ・クマを防ぐ
タンパク質 肉類、魚類、大豆類、卵、乳製品 肌細胞やコラーゲンをつくる、ターンオーバーを促す
食物繊維 雑穀米、蕎麦、海藻、こんにゃく、ゴボウ、豆類 腸内環境を整える、便秘を改善する

これらの栄養・食品を満遍なく取り入れることで、肌荒れの原因となるターンオーバーの乱れや、ホルモンバランスの乱れを改善へと導けます。

ニキビが気になるときは、油分・糖分・刺激物の摂りすぎに注意!揚げ物やスナック菓子はなるべく控えて、さっぱりとした和食やフルーツを取り入れましょう。

7.サプリや漢方薬を取り入れる

食事で栄養を摂りきれない場合は、自分に合うサプリや漢方薬を取り入れてみるのもおすすめです。
サプリは肌のターンオーバーを正常に近づける「L-システイン」や「ビタミンB群」がおすすめ。
漢方薬は肌にうるおいと栄養を与える「当帰飲子」や、抗炎症作用をもつ「十味敗毒湯」が適しています。

8.適度に運動する

軽いウォーキングやジョギングなどの運動を取り入れると、肌荒れに対して次の2つのメリットが期待できます。

  • 血流が促される→肌に必要な栄養・酸素が全身に届きやすくなる
  • 発汗で肌の水分量が増す→角質がやわらかくなる

角質がやわらかくなると、毛穴に詰まった皮脂を排出しやすくなります。
とくに、黒ずみやザラザラなどの肌荒れに悩んでいる方は、じんわり汗をかく有酸素運動を取り入れるのがおすすめです。

9.日付が変わる前に寝る

肌荒れが起きたら、なるべく22時までには寝るように心がけましょう。
22時〜深夜2時までの間は、肌のターンオーバー(肌代謝)が活発化します。
夜更かしはせず、なるべく日付が変わる前に寝ることを心がけてみてください。

【肌タイプ別】肌荒れの治し方

一般的に、肌タイプは次のような「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」「敏感肌」の4つに分けられます。

肌タイプ 特徴
乾燥肌 カサつく、粉がふく、シワがある
脂性肌 ニキビがある、毛穴が開く、黒ずみがある
混合肌 Tゾーン(おでこ・鼻)だけテカる、部分的にカサつく
敏感肌 かゆみや赤みなどの炎症が起きやすい

それぞれのタイプにおすすめの治し方をみていきましょう。

乾燥肌タイプ

乾燥肌は、肌の水分・油分がどちらも足りていない状態です。
化粧水でたっぷり水分を補給したあとは、必ず乳液やクリームなどの油分でうるおいを閉じ込めましょう。
秋・冬などの乾燥しやすい時期は、加湿器をつかって部屋の湿度を50%〜60%に保つのがおすすめです。

脂性肌タイプ

脂性肌は、肌にうるおいはあるものの、皮脂の分泌が多すぎて肌荒れしてしまうタイプです。
洗顔は朝晩の2回で丁寧におこない、余分な皮脂を残さないように心がけましょう。
化粧水や乳液などは油分が控えめなオイルフリーのものを選ぶと、肌の皮脂・水分バランスがよくなります。

ゴシゴシ洗いはNG!

テカリが気になるからといって、ゴシゴシ洗いをするのは控えましょう。刺激の強い洗顔は肌のバリア機能を弱め、逆に乾燥を招いてしまいます。
肌を守るために皮脂が過剰分泌してしまうこともあるので、脂性肌でもやさしく洗うことが大切です。

混合肌タイプ

混合肌は、Tゾーン(おでこ・鼻)が脂性肌、その他が乾燥肌の場合が多いです。
テカりやすいTゾーンの皮脂を抑えつつ、乾燥しがちな目元や頬にはしっかりと水分を与えましょう。
化粧水や乳液は、Tゾーンにはさっぱりタイプのものを。目元や頬はしっとりタイプのものと使い分けるのがおすすめです。

敏感肌タイプ

敏感肌は刺激に弱いため、とにかく肌への負担を減らすことが大切です。
洗顔料・スキンケア用品・化粧品などは、敏感肌向けにつくられた刺激が少ないものを選んでみてください。
スキンケアや化粧品を新しくする際はパッチテストをおこない、肌に合う・合わないを見極めることも大切です。

まとめ

肌荒れを放置すると、顔のシミ・シワ・たるみなどが目立ったり増えたりしてしまうことがあります。
若々しい健やかな肌を保つために、肌荒れの原因を特定して早めの対策を始めましょう。

また、どの肌タイプもバリア機能が弱まって、肌の水分が不足して乾燥している場合がほとんどです。
外側だけのスキンケアだけで物足りないときは、食事やサプリなどで内側からビタミンや栄養を補給しましょう。

よくある質問

肌荒れは何が原因で起こるの?
肌荒れが起こる原因は「バリア機能の低下」「ターンオーバーの乱れ」「ホルモンバランスの乱れ」の3つが挙げられます。これらの機能が乱れるのは、紫外線、摩擦、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどが原因です。
肌荒れを治す食べ物ってあるの?
肌荒れを治す食べ物としておすすめなのは、レバー、豚肉、卵、納豆、うなぎ、アーモンドなどです。コンビニで手軽に買えるヨーグルト、アーモンドミルク、トマトジュースなども、肌によい栄養が豊富でおすすめです。

乾燥した皮膚の痒みなど肌トラブルをサポート

乾燥による肌荒れには、漢方薬で身体の内側から“うるおいケア”をするのがおすすめ。『当帰飲子』には身体を芯からうるおす10の生薬が配合されています。パウチ&錠剤タイプの漢方薬は職場やお出かけ先への持ち運びにも便利です。

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