目の下にクマがあると、不健康に見えたり、実年齢より老けて見えたりすることがありますよね。
「アイクリームを塗ってもクマが治らない……」
「メイクで青グマをカバーしきれなくなってきた」
と悩んでいる方は、もしかしたら間違ったケアをしてしまっているかもしれません。
そこで今回は、青グマ・茶グマ・黒グマの見分け方や、青グマに最適なケア方法などをご紹介します。
日頃のケアが無駄にならないよう、正しいセルフケア方法をマスターしましょう。
青グマ・茶グマ・黒グマの見分け方
自分に「どの種類のクマができているのか?」を見分けることで、正しいケア方法が見えてきます。
まずは、青グマ・茶グマ・黒グマそれぞれの特徴を理解して、自分にどのクマがあるかチェックしていきましょう。
「青グマ」の特徴
青グマとは、目の下の毛細血管が透けて青や紫に見える状態のことです。
目の下の血流が滞ることで血管が太くなり、青グマとなって目立つようになります。
次の2つに当てはまる方は【青グマ】ができている可能性が高いでしょう。
□ 目の下の血管が青く透けている
□ 目元を横に引っ張るとクマが薄くなる
「茶グマ」の特徴
茶グマとは、シミや色素沈着で目の下が茶色く見える状態のことです。
擦りすぎにより刺激を受けた皮膚がメラニン色素を生成して、目の周りにシミや色素沈着ができやすくなります。
次の2つに当てはまる方は【茶グマ】ができている可能性が高いでしょう。
□ 目の周りのシミや色素沈着が気になる
□ 目元を横に引っ張っても何も変わらない
「黒グマ」の特徴
黒グマとは、目頭から下に影が伸びてクマが黒っぽく見える状態のことです。
主に加齢による「たるみ」が原因で、目の下の影は少しずつ濃くなっていきます。
次の2つに当てはまる方は【黒グマ】ができている可能性が高いでしょう。
□ 以前より顔がたるんで見える
□ 顔を真上に向けた状態を鏡で見るとクマが薄くなる
青グマができる4つの原因
青グマができる原因は、主に次の4つがあります。
- 睡眠不足
- ストレス
- 疲労
- 血行不良
睡眠不足・ストレス・疲労は、つまるところすべて「血行不良」に行き着きます。
逆にいえば、目の下の血流を正常に促すことができれば、青グマは改善に導けるといえるでしょう。
ただし、クマの解消方法は「マッサージ」や「アイクリーム」など定番のものがありますが、実はクマの種類により選ぶべきアイテム・やり方などが異なります。
自分のクマの種類がわかった方は、ぜひこのあと紹介する正しいセルフケア方法を取り入れ、自分に合う方法でクマの改善に努めていきましょう。
青グマの正しいセルフケア方法
ここからは、青グマの正しいセルフケア方法をご紹介します。
間違ったケアをしてしまうと茶グマや黒グマの原因になる恐れがあるため、ぜひ正しいセルフケアで青グマにアプローチしていきましょう。
その①:良質な睡眠をとる
青グマを改善したいときは、まず「良質な睡眠をとる」ことを心がけましょう。
毎日きちんと眠れると、副交感神経が優位に働き、血管が拡張して血流がよくなります。
良質な睡眠をとるのにおすすめな習慣は、次の4つです。
- バランスのよい食事をとる
- 寝る1〜2時間前に湯船につかる
- 寝る前にリラックスタイムを設ける
- 朝日を浴びて体内時計をリセットする
青グマに悩んでいる方は、ぜひこれらの習慣を取り入れてみましょう。
その②:マッサージをする
血流をよくするためには、目の周りをやさしくマッサージするのも効果的です。
片手で目尻を軽く持ち上げて、目の下にハリができたら反対の手の指(2〜3本)で3秒ずつやさしくプッシュします。
定期的におこなうと目の周りの血流がよくなり、青グマやむくみの解消につながるでしょう。
ほかのマッサージも取り入れたい方は、眉間やおでこ、こめかみ部分などを指でクルクルほぐしていくのもおすすめです。
ただし、乾燥した手などで目の周りを摩擦すると今度は「茶グマ」ができてしまう可能性があるため注意しましょう。
その③:アイクリームをつける
「アイクリームをつけても青グマが改善しない……」という方は、ビタミンEが含まれているアイクリームを選ぶようにしましょう。
ビタミンEには、血管強化や血流循環を促進する作用があるため、青グマの改善に効果が期待できます。
ちなみに、茶グマには色素沈着を軽減する「ビタミンC誘導体」配合のアイクリームを。
黒グマには、肌の弾力を取り戻す「コラーゲン」や、コラーゲンの生成をサポートする「ビタミンC誘導体」が含まれているアイクリームがおすすめです。
その④:漢方薬を取り入れる
マッサージやアイクリームで外側からのケアをしたら、漢方薬で内側からの“インナーケア”もセットでおこないましょう。
血行不良による青グマの改善におすすめなのが、血を補い全身の血流を促す「当帰飲子」です。
血を補う当帰飲子は貧血の改善にも役立つため、更年期前後で身体が冷えやすい方の強い味方になるでしょう。
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錠剤で飲みやすさも抜群なため、ぜひ毎日のインナーケアとして取り入れてみてください。
まとめ
やっかいな青グマは、血流をよくすることで改善へと導けます。
マッサージやアイクリームなどの「外側ケア」にプラスして、良質な睡眠と漢方薬の「内側ケア」で、ぜひ効率的に青グマ・血行不良・貧血をまとめて改善していきましょう。
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