目元のくすみの原因とは?タイプ別の改善・対策を薬剤師が解説

目元のくすみの原因とは?タイプ別の改善・対策を薬剤師が解説
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目元のどんよりくすみ その原因、実は「内側」? タイプ別の改善・対策を紹介
この記事はこんな人におすすめ!
  • アイクリームを塗っても目元の暗さが解消されない方
  • コンシーラーの厚塗りが気になり、老けて見えてしまう方
  • 疲れがすぐに目元に出てしまい、顔色が悪く見られがちな方
  • 「自分のくすみがどのタイプか」を正しく知りたい方

「いくらケアしても目元がくすむ……」
その悩み、実は皮膚の外側以外にも原因が潜んでいる可能性があります。
目元は顔の中でも特に皮膚が薄く、全身の健康状態がダイレクトにあらわれる鏡のような場所なのです。
そこで本記事では、薬剤師の視点から目元や目の周りのくすみが起きるメカニズムや、スキンケア・メイクといった外側のケアから漢方による内側の巡りケアまで、根本から目元を明るくするための考え方を解説します。

開発担当:くすは
(薬剤師:15年)

目元の悩みは「隠す」ことに意識が向きがちですが、実は体からの「栄養不足」や「巡りの滞り」のサインであることも少なくありません。この記事を読んでご自身のタイプに合った正しいアプローチを見つけましょう。

この記事を読むとわかること
  • 目元の皮膚特有の構造とくすみの関係
  • 「茶・青・乾燥」3つのくすみタイプ別の見分け方と対策
  • 体質そのものから整える内側ケアの重要性

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目元がくすんで見えるとき、肌の内部では何が起きているのか

目元の皮膚は頬の約3分の1程度の薄さ(約0.5〜0.6mm)しかなく、体の中で最もデリケートな部位の一つです。
皮膚が薄いことで、外的刺激によるバリア機能の低下が起きやすく、皮脂腺も少ないため慢性的な乾燥に晒されやすい環境にあります。
さらに、皮下の毛細血管の色や巡りがダイレクトに肌表面の印象に反映されるため、血行の変化がくすみや暗さとして目に見えやすいのです。

一般的には「目元が暗い=汚れや色素の問題」と考えがちですが、目元は全身の健康状態を映す鏡でもあります。
外側からのケアだけで変化が感じられない場合は、皮膚を育む内側部分にも目を向ける必要があるかもしれません。

目元の皮膚はとても薄い

目元の皮膚は頬の約3分の1の薄さしかありません。外的刺激にも内部の変化にも反応しやすい部位であることを意識してケアを選びましょう。

目元のくすみは3タイプ―原因別の見分け方と対策

目元のくすみ3タイプ:茶ぐすみ・青ぐすみ・乾燥ぐすみ

目元のくすみは大きく3つのタイプに分類されます。
自分のくすみがどれに当てはまるかを知ることが、改善の近道になります。

タイプ 見分け方 主な原因
色素沈着タイプ(茶) 皮膚を引っ張っても色が変わらない 摩擦、紫外線、炎症跡
血行不良タイプ(青) 皮膚を引っ張ると色が薄くなる 睡眠不足、冷え、目の疲れ
乾燥タイプ(グレー) 保湿直後は明るくなるが戻る 水分不足、キメの乱れ

色素沈着タイプ(茶ぐすみ・茶クマ)

目元が茶色っぽくくすんで見える状態です。
アイメイクの着脱やクレンジング時の摩擦、目をこする癖、紫外線ダメージが原因で、メラニンが過剰に生成されて蓄積します。
摩擦によるバリア機能の低下が乾燥も悪化させ、さらにターンオーバーが落ちるとメラニンが排出されにくくなるという悪循環に注意が必要です。

血行不良タイプ(青ぐすみ・青クマ)

夕方になると目元が暗くなる、疲れた日に特に目立つのが特徴です。
睡眠不足やストレス、冷えで血流が滞り、酸素不足の暗い血液が薄い皮膚を通して透けて見えます。
長時間のスマートフォンやパソコンの使用も血行不良を招く要因です。
これは目元だけの問題ではなく、全身の巡りの状態が末端に現れているサインです。

乾燥タイプ(乾燥ぐすみ)

水分不足でキメが乱れ、光が均一に反射されなくなることでグレーっぽく見える状態です。
乾燥が続くと角質が厚くなる「角質肥厚」が起き、透明感がさらに失われます。
保湿だけでは限界がある場合、体の内側から潤いを届ける力に注目してみましょう。

自分のタイプを正しく見極める

皮膚を軽く引っ張ってみることで、色素沈着タイプか血行不良タイプかをセルフチェックできます。保湿直後の変化も乾燥タイプの目印になります。

外側のケアで取り組める改善習慣

くすみ改善の第一歩は、ダメージをこれ以上広げない守りのケアを固めることです。
ここでは守りのケアとして外側にアプローチする方法を紹介します。

クレンジング・洗顔は力加減がポイント

目元は「卵の薄皮」を扱うように優しく触れるのが鉄則です。
薬指の腹を使い、泡を転がすように洗いましょう。
ウォータープルーフのアイメイクには、専用のポイントリムーバーをコットンに含ませて数秒押さえてから拭き取る方法が有効です。

保湿と紫外線対策を徹底する

洗顔後は間髪入れずに保湿します。
セラミドやヒアルロン酸など高保湿成分を配合したアイクリームで、薄い皮膚のバリア機能を補いましょう。
紫外線はメラニンを増やすだけでなく、コラーゲンを破壊して乾燥やたるみも加速させます。
日焼け止めに加えて、UVカット効果のあるサングラスや帽子の併用も効果的です。

血行を促すセルフケア

青ぐすみタイプの方には、蒸しタオルがおすすめです。
水で濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジで30〜60秒温めたものを目の上に1〜2分乗せるだけで、血行が促進されます。
また、良質な睡眠や適度な運動は全身の血行を促し、目元の巡りにも良い影響を与えます。

メイクで上手にカバーする

茶ぐすみにはイエロー〜オレンジ系、青ぐすみにはオレンジ系のコントロールカラーが効果的です。コンシーラーは保湿成分配合の柔らかいテクスチャーを選び、トントンとたたき込むように塗ると自然に仕上がります。

外側のケアだけで変わらないなら―内側の巡りに目を向ける

内側からの巡りケア:血(けつ)は栄養と潤いを運ぶ、水(すい)は肌の潤いを保つ

スキンケアを丁寧に続けても目元の印象が変わらないと感じるなら、肌を育む「内側」に注目するのがおすすめです。
ここでは肌の内側の巡りと内側からのケアについて解説します。

皮膚は体の内側で作られている―漢方の「血」と「水」の考え方

漢方医学では、健康な肌を保つためには「血(けつ)」と「水(すい)」の充実と巡りが欠かせないと考えます。
血(けつ)は全身に栄養と潤いを運ぶ源であり、不足すると肌が乾燥し、顔色にツヤがなくなります。
水(すい)は血液以外の体液で、肌の潤いを保つ役割を担います。

目元の皮膚は薄いため、血や水の不足が真っ先に影響する部位です。
栄養が十分に届かない肌はターンオーバーが滞り、くすみの正体となるメラニンや古い角質が居座り続けてしまいます。
外側からの保湿は蒸発を防ぐことには優れていますが、肌を内側から潤し栄養を届ける環境を整えることが、体質的な改善のカギになります。
「今のケアに何を足すか」ではなく「体質そのものをどう整えるか」という視点の切り替えが、目元の印象を変える一歩になるかもしれません。

目元のくすみは複数のタイプが重なっていることもあります。例えば、血行不良による青ぐすみと乾燥ぐすみが同時に起きているケースは珍しくありません。外側のケアで守りを固めつつ、内側から巡りを整えることで、複合的な原因にも対応しやすくなります。

目元のどんより感に「飲むスキンケア」という新習慣

外側からの保湿だけでは届かない目元の乾燥やそれに伴うトラブルに。当帰飲子は、10種類の生薬が体の内側から「血」を補い、潤いの巡りをサポートします。内側から巡りを整えることで肌を内側から潤し栄養を届ける環境を整えることが期待できます。

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まとめ

ここまで目元のくすみの原因やタイプ別の見分け方、そして外側・内側からのケアについて紹介してきました。
まずは自分のくすみが色素沈着・血行不良・乾燥のどのタイプかを見極めることが、適切なケアの出発点になります。
そのうえで、正しい洗顔や保湿、紫外線対策といった外側のケアで守りを固めると同時に、内側からのアプローチも視野に入れることをおすすめします。
漢方の力を借りて体質そのものを整えることで、鏡で見る自分の目元が変わり始めるかもしれません。

よくある質問

目元のくすみにアイクリームはどう選べばいいですか?
まず自分のくすみタイプを見極めることが大切です。色素沈着タイプにはビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合のもの、乾燥タイプにはセラミドやヒアルロン酸配合のものがおすすめです。青ぐすみタイプは外側の保湿に加えて、血行を促す生活習慣の見直しも合わせて行うと良いでしょう。
漢方薬を飲み始めてどのくらいで変化を感じられますか?
漢方薬は体質をじっくり整えていくため、まずは1ヶ月を目安に継続することをおすすめします。肌のターンオーバーの周期(約28日)に合わせて、少しずつ変化を感じ始める方が多いです。
当帰飲子はアイクリームと併用しても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。外側からの保湿(アイクリーム)と内側からの巡りケア(漢方)を併用することで、より効率的なアプローチが期待できます。

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